楽天証券と松井証券のどっちにするか、比較して決めたい——この記事はそんな方に向けて、両方の口座を実際に持っている30代投資家が2026年6月時点の最新条件で正直に比較します。年収300万円台からNISAを始めて11年、旧NISA配当累計90万円超のHIKOです。メイン口座は楽天証券ですが、最初の証券口座は「日経新聞が無料で読める」という理由だけで丸三証券を選んで失敗しました(その経緯は証券口座選びの失敗談に書いています)。証券口座は一度決めると長く使い続けるものなので、選び方を間違えると年間数千〜数万円分のポイントや還元を取りこぼし続けることになります。なお、最終的な口座選びや投資判断はご自身の状況に合わせて自己責任でお願いします。
結論:迷ったら楽天証券で問題ありません。11年使ってきた私の答えはこれです。 ただし、(1)メインカードがJCBオリジナルシリーズ、(2)電話で相談しながら進めたい——このどちらかに当てはまるなら松井証券が有力です。また、三井住友カードをすでに持っているなら、SBI証券のほうが還元面で有利になります。
楽天証券と松井証券を比較【2社で迷っている方向け】 「SBI証券は候補から外して、楽天証券と松井証券のどちらかに絞りたい」という方向けに、この2社だけを並べて比較します。結論を先に言うと、楽天経済圏を使っていてポイントを貯めたいなら楽天証券、電話サポート重視・JCBカードユーザーなら松井証券という整理になります。
なお、このセクションは「楽天証券と松井証券の2社で迷っている」方向けの比較です。松井証券そのものを楽天・SBIとの3社視点で深掘りしたレビューは、松井証券は楽天・SBIに勝てるのか【30代投資家が3社使って正直比較】に分けています。
以前は「松井はクレカ積立がない」のが両者の決定的な違いでしたが、2026年時点では松井証券もJCBカードによるクレカ積立に対応しています。そのため違いは「どのカード経済圏に乗っているか」「アプリの使いやすさを取るかサポートを取るか」に移っています。
楽天証券 クレカ積立0.5〜1%(楽天カード) 楽天ポイントで投信が買える アプリ★★★★★ 松井証券 クレカ積立0.5〜1%(JCBカード・利用額条件あり) HDI15年連続三つ星サポート 電話相談★★★★★ 主要6項目(クレカ積立還元率・投信残高ポイント・サポート・NISA・米国株・ツール)を2026年6月時点の各社公表条件で並べると、違いがはっきりします。
項目楽天証券松井証券クレカ積立対応カード楽天カード/ゴールド/プレミアム/ブラックJCBオリジナルシリーズクレカ積立還元率0.5%(通常カード)〜1.0%(プレミアム)※ブラックは2%・対象ファンドの代行手数料により変動0.5〜1.0%(カード種別と月間ショッピング利用額で変動・一般カード月5万円未満は付与なし)クレカ積立の月上限10万円10万円投信残高ポイント一部銘柄のみ最大年1%(対象が広め・業界最高水準。低コストインデックスは0.0175%程度)NISA手数料(日本株・米国株・投信)0円0円米国株約5,000銘柄水準・為替手数料0銭約5,000銘柄水準・為替手数料0銭単元未満株(1株投資)かぶミニで買付・売却可(リアルタイムはスプレッド0.22%・寄付取引は無料)売却のみ・買付は非対応(買い増しは電話受付)貸株対応(変動金利・週次見直し)対応(最低金利0.2%〜)ツール・アプリスマホアプリが直感的(★★★★★)必要十分+無料ロボアド「投信工房」(★★★☆☆)投信本数約2,500本約1,800本サポート(HDI格付け)三つ星実績15年連続三つ星(最高評価)向いている人楽天経済圏・ポイントを貯めたい人電話で相談したい人・JCBカードユーザー 私自身は楽天証券を11年使い続けています。楽天カード積立は「設定して放置するだけ」でポイントが貯まり続けるのが性に合っていました。実際、2015年から2024年までの旧NISA配当の税引後累計は約90万円(904,551円)で、これも楽天証券の配当CSVから集計した一次データです(内訳は旧NISA 10年で配当90万円を実現した銘柄構成と年次推移に公開しています)。「どの証券会社が使い続けられるか」は、この手の長期実績で判断するのが一番確かだと感じています。一方の松井証券は、投信を保有しているだけで貯まる残高ポイントが最大年1%と業界最高水準で、長期でアクティブ投信を多めに持つ人にはむしろ有利になる場面があります。サポートの手厚さ(HDI格付け15年連続三つ星)は3社の中でも頭ひとつ抜けていると感じます。
クレカ積立の還元率は、楽天・松井ともに「保有するカード」と「対象ファンド」で変わります。楽天証券は対象ファンドの代行手数料が0.4%以上なら楽天カード通常でも1%、0.4%未満なら0.5%という二段構造です。オルカンやS&P500など人気の低コストインデックスは0.4%未満帯(=0.5%)になる点は押さえておきましょう。松井証券のJCBクレカ積立は、一般カードだと月5万円以上のショッピング利用が還元の条件になるなど、カードの使い方しだいで実質還元が変わります。
なお、単元未満株(1株投資)をコツコツ買い増したい人は、買付に対応している楽天証券が明確に有利です。松井証券の単元未満株は執筆時点で売却のみの受け付けで、買い増しは電話受付になります。貸株はどちらも対応しており、実績と設定の注意点は貸株14銘柄・5年やった結論【月800円の現実】にまとめています。
どちらが正解という話ではなく、「自分がどのカード・経済圏に乗っているか」で選ぶのが一番ミスがありません。
楽天証券と松井証券の選び方:3つの質問で決まります 楽天カードを持っている、または楽天市場を月1回以上使いますか? → 当てはまるなら楽天証券です。クレカ積立の還元と楽天経済圏の連携をそのまま活かせます。 メインカードがJCBオリジナルシリーズ、または電話で相談しながら進めたいですか? → 当てはまるなら松井証券です。JCBクレカ積立とHDI格付け15年連続三つ星のサポートが活きます。 どちらにも当てはまらない場合 → 私は楽天証券から始めるのがよいと考えています。アプリの分かりやすさと情報量で、初心者がつまずきにくいからです。口座開設は無料なので、迷い続けて始めないことのほうが機会損失になります。 30代でこれからNISAを始める方が「楽天と松井のどちらで始めるか」で迷っているなら、判断軸はシンプルです。毎月コツコツ積み立てて放置したい人は楽天証券、わからないことを電話で聞きながら進めたい人は松井証券——この二択でほぼ決まります。私は前者で、楽天証券のクレカ積立とマネーブリッジを設定して以降、入金操作をほとんどせずに11年続けてきました。30代は投資できる期間が長いぶん「途中でやめずに続けられること」が何より効きます。アプリを毎月触る生活なら楽天証券のUIの分かりやすさが、最初の不安を電話で潰したいなら松井証券のサポートが、それぞれ「続ける力」になります。なお、生活費を削ってまで満額を急ぐ必要はなく、無理のない金額で始めるほうが結局続きます(この点は実家暮らしでNISA満額3年突っ込んだ20代の話に当時の失敗構造を書いています)。
Q. 結局どっちがいいですか? 私の答えは「楽天経済圏を少しでも使っているなら楽天証券、電話で相談しながら進めたいなら松井証券」です。私自身はメイン口座として楽天証券を11年使い続けていて、2015年に買ったコナカ株(7494)も楽天証券の特定口座で保有しています。楽天カード積立とマネーブリッジを「設定して放置」できる仕組みが性に合っているからです。一方、松井証券も実際に口座を作って触っていますが、電話サポートの手厚さ(HDI格付け15年連続三つ星)は楽天より明確に上だと感じます。どちらも口座開設・維持は無料なので、「どちらを選んだら大失敗する」という類の選択ではありません。迷う時間のほうがもったいない、というのが11年使った実感です。
Q. 楽天証券と松井証券の併用はありですか? ありです。証券口座は1人で何社でも持てます(NISA口座だけは1人1口座)。実際に私も、メインは楽天証券にしつつ、サポート品質やロボアド「投信工房」を確認する目的で松井証券の口座も持っています。NISA口座をどちらに置くかだけ先に決めれば、特定口座は両方を使い分けても問題ありません。たとえば「NISAと日々の積立は楽天証券、投信の長期保有や電話相談の窓口として松井証券」という分け方は現実的です。
楽天証券で口座を開く場合はこちらからどうぞ。
楽天証券(NISA・iDeCo・株式取引すべて対応) クレカ積立0.5〜1%・楽天ポイントで投信が買える・マネーブリッジで楽天銀行金利優遇。NISA口座開設・取引手数料すべて無料。 楽天証券で無料口座開設する → ※アフィリエイトリンクを含みます(TGアフィリエイト)。口座開設・維持費用は無料。 電話サポート重視で松井証券を選ぶ方はこちらです。
電話サポート重視なら松井証券 HDI格付け15年連続三つ星・投信残高ポイント年最大1%。NISA口座も日本株/米国株/投信すべて0円。 松井証券で無料口座開設する → ※アフィリエイトリンクを含みます。口座開設・維持費用は無料。 SBI証券も含めた3社での結論【NISA 証券会社 選び方】 迷っているなら、私は楽天証券をおすすめしています。
楽天カードをすでに持っているか、楽天市場を月1回以上使っているなら、楽天証券は相性がよい選択です。理由はシンプルで、積立するだけでポイントが貯まり、初心者でもつまずきにくい設計になっているからです。私自身が11年使い続けているのもこの口座です。
「楽天を使っていない」「三井住友カードを持っている」という方は、SBI証券のほうが還元面で有利になりやすいです。
松井証券は「電話で相談しながら投資を始めたい」人に明確に向いています。先ほどの比較の通り、2026年時点ではクレカ積立にも対応しているので、JCBカードユーザーなら選択肢に入ります。
楽天証券 楽天ポイント積立◎ アプリが直感的 ★★★★★ SBI証券 投信本数最多 IPOにも強い ★★★★★ 松井証券 サポート充実・電話相談HDI三つ星 JCBクレカ積立対応 ★★★★☆ 月3万円積立なら年間いくら差が出るか【証券会社×カードの組み合わせ】 証券会社を選ぶときに「なんとなく楽天」で決めている人が多いですが、カード選びと証券会社をセットで考えると、年間のポイント還元に明確な差が出ます。
証券会社×カードの組み合わせごとに、月3万円積立・月5万円積立それぞれの年間還元を試算したのが次の表です。
組み合わせ還元率月3万円積立の年間還元月5万円積立の年間還元楽天証券 × 楽天カード(通常)0.5%1,800ポイント3,000ポイント楽天証券 × 楽天カードゴールド1.0%3,600ポイント6,000ポイントSBI証券 × 三井住友カード(NL)0.5%1,800ポイント3,000ポイントSBI証券 × 三井住友プラチナプリファード最大3.0%最大10,800ポイント最大18,000ポイントマネックス証券 × マネックスカード1.1%3,960ポイント6,600ポイント クレカ積立の月上限は各社とも10万円(新NISAつみたて投資枠の上限と同じ)です(マネックスカードは月5万円が上限)。
結論として言えること:
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